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ヤマト運輸/「ハイブリット集配車」テスト導入

2003年01月09日/未分類

ヤマト運輸(株)は、小型トラックのハイブリット集配車をテスト導入した。
 
同社は新たなインフラ整備を必要とせず既存のスタンドを使用できる、ハイブリット集配車を北東京主管支店 王子ビル内営業所にテスト導入(2t車1台 )した。
同社の集配車として最適な車両とするため、さまざまな部位の検証を行い、テスト結果次第で、中心的な低公害車と位置づける予定。
また、CO2の排出量が非常にすくないため、「2010年に1990年の排出量に対して6%削減する」という京都議定書の約束を履行する上でもハイブリット集配車の導入を積極的に進める。
 
ハイブリット車(日野自動車製・デュトロHV)の特長
(1)ヤマト運輸の意見を取り入れた「世界初」小型トラックのハイブリット車。
(2)国が定めた平成15年規制の排出ガス新短期規制値より50%排出ガスが削減できるため、車両として☆☆印を獲得。また、粒子状物質(以下PM)に関しては規制値の95%を削減できるため、超低粒子物質排出車認定制度において☆☆☆☆印(最高)を取得。
(3)東京都が重要視しているPMについては規制最高水準の車両。
(4)エネルギーを循環させて利用できるため、燃費はディーゼル車に対して30%以上向上(1リッターあたり=5km→6.5km)。
(5)CO2排出はディーゼル車に比べて30%以上・CNG車に比べて35%以上削減。
(6)アイドリング・ストップ機構を搭載しているため、信号等で停止すれば自動的にエンジンが切れる。
(7)平成13年騒音規制の規制値をクリアしているため、静か。
(8)ブレーキランニング摩耗30%低減・エンジンオイル消費50%低減など、経済性に優れている。
(9)ハイブリットから得られる電源により冷凍機を駆動できるので庫内温度制御が可能。また、商用電源でも冷凍機を作動できる。

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