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住友商事/米国ReefEdge社製無線LAN用セキュリティマネジメントシステム販売

2003年01月19日/未分類

住友商事(株)は、米国の無線LAN(構内情報通信網(注))向けのソリューションシステムベンダーであるリーフエッジ社から同社製品の国内独占販売代理権を取得した。ネットワーク関連子会社のエスシー・コムテクス(株)を通じ、一般企業(オフィス、工場)、大学、地方自治体、官公庁、企業向けシステムインテグレーターなどを対象に販売を開始し、初年度2億円、3年後に10億円の売上を見込んでいる。
無線LANは、(イ)接続ケーブルなしでネット接続できる手軽さ、(ロ)ADSL(非対称デジタル加入者線)などのブロードバンド環境をモバイル端末(パソコン、PDA、等)でスムーズにストレスなく享受できる利便性、(ハ)技術標準化進展に伴うアダプターや接続機器(アクセスポイント)の低価格化などを背景に、一般家庭、無線基地局(ホットスポット)、オフィス、工場、物流倉庫、自治体など幅広い分野で普及し始めている。
しかし、従来の無線LANは、(1)セキュリティ、(2)マネジャビリティ(ユーザー情報管理、ネットワーク管理、等)、(3)モビリティ(サブネットワーク間のスムーズな移行)の各機能が極めて脆弱で、法人市場では未だ有線の補完的利用に留まっているのが現状であることから、無線LANが本格普及期に入ると見られる2003年に向けて、これら機能を併せ持ち、且つ高いレベルで発揮できるシステムのニーズが急速に高まっている。
【商品説明】
ReefEdge社が独自開発した無線LANシステムは、サーバー(CS100)単体と各ネットワークに分散配置された複数のエッジデバイス(EC25/EC100/EC100X)で構成され、従来型の同システムと比べ、以下の特長を有している。
(1)ポリシーマネジメント集中管理
・従来型システムはユーザーの各種ポリシー(認証、通信手順等の条件)設定をアクセスポイント毎に一つひとつ行う必要があり面倒だったが、ReefEdge社製品はサーバー1ヶ所で全ネットワークのポリシー設定を一括で行うことができ、ユーザーの一元管理が可能。
(2)有線レベルのセキュリティ機能
・LAN間通信で多く採用されているIPSec方式(注)によるデータ暗号化機能を備えており、従来型システムに比べセキュリティが高い。
(注)認証、暗号鍵の動的配信、定期的な鍵の変更といった要素を実装した暗号化方式。もともと軍事目的で作られた暗号技術を使用しておりセキュリティが高い。InternetVPNサービスで広く使われている方式であり、Microsoft Windowsに標準搭載されるなど多くの端末用ソフト製品が利用できる。
(3)ネットワーク間をスムーズに移行できるモビリティ機能
・ユーザーのアクセス帯域制御を行うエッジデバイスを各ネットワークに分散配置することで、通信セッションを維持したままネットワーク間をスムーズに移行(伝送)でき、従来型システムに比べモビリティ性が高い。パフォーマンスは無線IP電話サービスにも充分使用できるレベル。
販売予定価格
サーバー:CS100/160万円(税別)~
エッジコントローラー:EC25/40万円(税別)~、EC100X/105万円(税別)~        

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