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アイ・ティー・エス総合研究所/「次世代ETCサービス実用化実験」

2003年01月22日/未分類

(株)アイ・ティー・エス総合研究所は1月22日、「オートバックスエクスプレス129厚木店」(神奈川県厚木市)においてDSRC(狭域通信)技術を活用し、実現可能な新しい自動車向け通信サービスの具現化・事業化を視野に入れた次世代ETC(ノンストップ自動料金支払システム)多目的サービスの実用化実験を実施した。
同社は現行のETCで利用されている標準通信方式であるDSRC通信方式を活用し、ITS社会におけるEFPサービスを実現する事で、市場創造を図ることを目指している。
実用化実験はこのEFPサービスの具現化と市場への導入に向けて「ETCの更なる普及を目指して、高機能化・高性能化による利便性向上」というコンセプトを掲げ、これまでに開発した機器、システムを使い、新たなサービスを体験して頂く為のもの。
今回の実験は車社会において欠かせないサービス機能である給油、洗車、カー用品販売、ピット作業等の機能を保有しており、ドライバーに期待される多目的カー用品店である「オートバックスエクスプレス129厚木店」において実施する。
同店は同社が計画しているEFPサービスの実用化実験の実施に当たり、システムの検証を含めた料金決済、車載端末の機能性、コンテンツ販売、情報配信や集客効果検証等の新たな試みに最適な施設と考えている。
実施概要
実施日時:1月22日(水)10:30~17:00
実施場所:オートバックスエクスプレス129厚木店(神奈川県厚木市関口392-7)
実験概要:上記店舗にて実際に提供している各種サービスを、DSRC技術を活用し、車内にて商品注文、料金決済、動画配信、車向け情報配信等の実用化実験を実施し、システム導入を視野に入れた検証を行なう。
実用化実験の特徴:現行のETCに採用されているDSRC通信方式を活用し、「高機能化・高性能化による利便性の向上」をコンセプトとして掲げ、7つのテーマについての実用化実験を体験。
DSRC:
Dedicated Short Range Communications(狭域通信)の事で、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)に使用される無線通信技術。
EFP:
Electronic Fee Payment serviceの事で、当社が提唱するDSRC通信システムを有効に活用した料金決済や情報提供といったユーザーの利便性向上を目指したサービスの総称。DSRCの多目的活用としてETCの更なる普及につながるもの。

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