日本ユニシス／通信販売業向けに「ShopMAXアウトソーシングサービス」

日本ユニシス(株)は、通信販売業向けに提供してきたビジネスソリューション「IMPACT-DM」シリーズを、同社のアウトソーシング事業ブランド「PowerRentalR」のITユーティリティー型サービスの1つとして、「ShopMAXアウトソーシングサービス」を1月26日からサービス提供する。
また本サービスは、IT業務を含む通信販売業務全域を一括して受託するビジネスプロセスアウトソーシング（以下BPO）サービスとしても提供していく。
通信販売業界では、日々の受注から物流を経て決済にいたるまでのフルフィルメント業務に追われ、本来重要な「顧客・商品・媒体戦略」の強化に集中できないという問題を抱え、新規に通信販売事業を手がける場合には、テストマーケティング的にビジネスを実施するため、初期投資をなるべくおさえたいという意向もあります。
これらの背景から、同業界では煩雑なフルフィルメント業務の運営をアウトソーシングする、という戦略が早くから取り入れられてきた。
「ShopMAXアウトソーシングサービス」の特徴
・基本サービスとして、通信販売業務フルフィルメント・ソリューションをレンタルを提供し、日本ユニシスのデータセンター内で運用。初期投資の軽減が可能であり、また煩雑なIT運用を回避できる。
・オプションサービスとして決済、配送会社、受注媒体など各種インターフェースに対応。また顧客のニーズに合わせたカスタマイズも可能。
・通信販売業務におけるフルフィルメント（受注～物流～決済）のIT利用については、基本料金＋受注件数をベースとした従量課金で利用可能。料金は顧客の事業規模に合わせ柔軟に対応。
なお、今後フルフィルメントシステムだけでなく、「IMPACT-DM」シリーズの情報系システムもITユーティリティ型サービスとして提供し、両システムを連携させることも検討中。