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i2、EXE、日本IBMグループ/提携、日本からグローバルSCMのバリューチェーン展開

2003年01月23日/未分類

i2テクノロジーズ・ジャパン(株)(以下:i2)、イーエックスイーテクノロジーズ(株)(以下:EXE)、日本IBM(株)、アイ・ビー・エム ビジネス・コンサルティング サービス(株)(以下:BCS)および日本アイ・ビー・エム ロジスティクス(株)(以下:JBL)の5社は、日本企業のグローバルSCM戦略支援に関して提携し、共同プロジェクト「JAILOS (Japan Initiative Logistics Solution:ジャイロス)」を推進していくことを発表した。
5社が共同推進するJAILOSは、日本に本社を置き、特にアジアを中心とした海外展開を進める企業グループに、ロジスティクスの最先端ソリューションとコンサルティング・サービス、および海外拠点を含むロジスティクス分野のアウトソーシング(BPO:Business Process Outsourcing)やe-ビジネス・オン・デマンド型サービスを提供するためのプロジェクト。
ビジネスにおける競争が激化する中で、調達・物流・配送などロジスティクスが担う役割は巨大化している。たとえば、製品を顧客の望んだ時間と場所に配送することが必須となるとともに、製品ライフサイクルの短縮も加速してきている。
また、部品調達や供給先、製造・販売拠点のグローバル化も進み、国際的なバリューチェーン(Value Chain)を効率的なSCM(Supply Chain Management)システムによって構築することが求められている。
バリューチェーンは、需要予測の考え方を中心に、原材料の調達、生産、商品の販売に関してサプライヤーとメーカー、メーカーと小売が連携して在庫の適正化を進めることや、商社とメーカーが共同で、売れ行きに応じた製品納入体制を構築すること。
JAILOSでは、特に製造受託(EMS)企業やOEM(Original Equipment Manufacturing)メーカー、対象販売市場などがグローバルで複雑に入り組む電子部品や半導体などのエレクトロニクス業界などで、最適なバリューチェーンが構築できるようにサービスを提供していく。
提供メニューは、以下の分野にわけられる。
・ 在庫最適化パック
・ 輸送ネットワークパック
・ 調達ソーシングパック
各社の役割
i2
SCMの導入では多くのグローバル企業に実績があるi2テクノロジーズは、計画系のソリューションを包括的に提供可能であり(調達、生産、在庫、出荷等)、今回のジャイロス共同プロジェクトでは、在庫ならびに輸送最適化のソリューションを核としたサービスを提供。
EXE
世界36ヶ国に導入実績を持つEXEテクノロジーズは、国内外物流拠点の在庫量や船・航空機による輸送中在庫を自動的に、しかもリアルタイムに管理し、在庫の適正化を図るためのソリューションならびにサービスを提供。
日本IBM
IBMのグローバルSCM経験を生かして、海外IBMとの連携を行ない、グローバルレベルでのお客様支援や、e-ビジネス・オン・デマンド型サービスを実現するために、サーバーやミドルウェアならびにシステム運用のアウトソーシング・サービス等を提供。
BCS
多国籍間、複数のベンダー・パッケージ・ソリューション統合の経験豊かなプロジェクト経験をもつアイ・ビー・エム ビジネス・コンサルティング サービスは、システム投資に対するビジネスベネフィットから適切なプロセスを描き、最適な導入プログラムの作成と意識改革、プロジェクトの運営を担当。
JBL
長年に渡り蓄積された物流ノウハウ、東南アジア・中国でのVMIや海外との物流に関する実績をもつ、日本アイビーエムロジスティクスは、物流プロセスのコンサルテーションと、デザインしたプロセスの実装への確実な反映を担当。

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