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デル/出光興産がデルのIAサーバーで基幹系システム構築、20分の1のコスト実現

2003年02月06日/未分類

デルコンピュータ(株)は、出光興産(株)がデルのサーバ/ストレージ製品を採用し、IA(Intel Architecture)サーバによる基幹業務システムを構築した。
出光興産は昨年、全国6ヵ所をネットワークで連結し、運航状況、自動試験分析、商品管理業務などを集中管理する基幹システムOFLAS(Offsite and Laboratory Operation System:オフラス)を導入した。
同社は、オフラスの導入と業務改善活動により、これまで対象となる業務全体で費やしていた時間(年間で約52,200時間)を、約40%削減することに成功している。
今回、出光興産は、業界標準技術を採用したデルのIAサーバ「PowerEdge(TM)(パワーエッジ)」をベースにシステムを構築。従来、オフラスのような業務をサポートする大規模な基幹システムでは、UNIXシステムやメインフレームの導入が主流となっており、IAサーバだけを採用した今回のシステム構築は、業界でも最先端の取り組み。
オフラス構築にあたっては、UNIXやメインフレームに匹敵するハードウェアのパフォーマンスと安定性が求められた。
オフラスの中枢を担うサーバには、優れた価格性能比と明確な価格設定が評価され、デルの高性能サーバ製品「PowerEdge 2550」および「PowerEdge 2500」を採用。システム構築においては、従来型の汎用システムと比較して、コストを20分の1に抑えることになった。
ハードウェアの性能だけでなく、開発や導入スケジュールに柔軟に対応できる安定した納期や受注生産方式が重要視した。
また、24時間365日の連続稼動を実現するために、デル・テクノロジー・コンサルティング(DTC)が、「クラスタリングサービス」と「ロードバランシングサービス」を提案。この2つのサービスにより、メインフレームやUNIXシステムに匹敵する高可用性が実証されたことも、デル製品の採用につながり、基幹システムの万一の障害時には迅速な対応が求められるため、障害が起きて4時間以内に提供するオンサイト保守サービスやソフトウェア電話サポートなどを含むデルの総合的な保守サポート力も、採用の大きな要因となった。

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