日本オラクル(株)は2003年1月15日に発表した中期経営計画「Oracle Japan Innovation 2003」を構成する重点施策のひとつ、「営業体制の刷新」に基づく新たなビジネスパートナー制度「Oracle PartnerNetwork」を導入し、ビジネスパートナーを1000社に拡大する。
「Oracle PartnerNetwork」は、独立系ソフトウェアベンダーやシステムインテグレータ、ハードウェアベンダーなど、オラクル製品を取り扱う企業や、オラクル製品を利用してソフトウェアを開発・提供するビジネスパートナーの営業支援プログラム。
「Oracle PartnerNetwork」は地域や企業規模に偏ることなく、市場の需要に応える効果的な営業支援を行って、ビジネスのカバーレージを拡大する。
日本オラクルでは「Oracle PartnerNetwork」を導入後、2006年5月期までに、現状のビジネスパートナー300社へ700社を追加し、1 000社規模によるパートナービジネスの展開を目指す。
「Oracle PartnerNetwork」は次の新たなサービスを提供いたします。
1.パッケージ組込み用新ライセンス「Embedded License」の導入
「Embedded License」はOracle製品をパッケージに組込んで使うための新しいライセンスです。アプリケーションとOracle製品を完全に一体化した設計を行うことにより、Oracle製品を最大80%offの低価格で利用できる。
これにより、低価格パッケージソフトやPDA、医療機器といった各種機器類へのOracle製品の実装が容易となり、従来データベースやアプリケーションサーバーの搭載が進まなかった分野でOracle製品の優れた機能を利用することが可能になる。
2.Oracle製品の販売を目的としない新しいカテゴリー「Member Partner」の新設
従来の「Oracle Partner Program」では、全てのパートナー企業に一定以上のOracle製品の販売目標があった。新しい「Oracle PartnerNetwork」では、Oracle製品の販売を目的としないカテゴリー「Member Partner」を新設、新しいパートナー企業を募集する。あわせて、Member Partner専用ビジネスコールセンターを開設、Oracle製品に関する問合せから案件支援までを直接日本オラクルから提供することにより、Oracleを使ったシステム開発やパッケージ開発を行うパートナー企業を支援する。
3.パートナー企業に必要な各種ビジネス推進用ライセンスを無償提供
パートナー企業がビジネスを行ううえで必要な、Oracle製品の検証・デモンストレーション・無償プロトタイピング・パッケージ開発などの用途に利用できる、パートナー用ライセンスを完全に無償で提供する。これによりパートナー企業は常に最新のOracle製品を必要な数だけ常備しておくことができる。またこれらのライセンスには安価なパートナー用メンテナンスサポートを契約することができ、パートナーはビジネスに必要な製品サポートを日本オラクルから極めて低いコストで得ることができる。
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日本オラクル/ビジネスパートナー1000社に拡大
2003年02月13日/未分類
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