日本オラクルは4月21日、オラクルの中堅企業向けパートナー支援プログラム「Oracle Accelerate」9種類の中堅企業向け業務アプリケーション短期導入ソリューションの提供開始すると発表した。
世界規模では、すでに268種類の「Oracle Accelerate」による中堅企業向けソリューションを提供している。今回、9種類のソリューションが追加されたことによって、日本でも15業界34種類のソリューションが提供可能になった。日本では初めて化学業界、石油・ガス・資源産業向けのオラクルの中堅企業向け業務アプリケーション「JD Edwards EnterpriseOne」の短期導入ソリューションが利用できるようになった。
一方、オラクルの経営管理アプリケーション製品群「Oracle Enterprise Performance Management System」の予実管理アプリケーション「Hyperion Planning」、財務管理アプリケーション「Hyperion Financial Management」、中堅企業向け財務連結と経営情報レポーティングアプリケーション「Hyperion Enterprise」のソリューション5種類の提供を開始した。「Oracle Enterprise Performance Management System」に関する「Oracle Accelerate」ソリューションの提供は世界初。
新ソリューションの開発は、アクセンチュア、ジェクシードコンサルティング、ソピア、トッパン・マルチソフト、中本・アンド・アソシエイツとべリングポイントの6社が行った。
「Oracle Accelerate」は、 パートナーがオラクルの業務アプリケーション製品群「Oracle Applications」の短期導入ソリューションを開発し、市場投入することを支援するプログラム。同支援プログラムを活用して開発されたパートナーソリューションは「ORACLE ACCELERATE」ソリューションとしてオラクルに認定され、市場投入が可能となる。