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ロジスティクス・プランナー/在庫管理用ASPサービス開始

2003年02月20日/未分類

(株)ロジスティクス・プランナー(以下:ロジプラン)は、流通業者(大手小売・外食企業等)からの要請により広がりつつある消化仕入方式に対応した在庫管理用ASP「ロジスティクスマネジメントシステム」(以下:LMS)を開発し、本格的な運用を始めた。
従来、流通業者では、販売に供する商品について一括で仕入れ、自社の倉庫で在庫管理を行なっていたが、近年では、流通業者が必要数量を都度発注し、在庫管理自体は納入業者側で行なう消化仕入方式が広く普及するようになった。
ある納入業者などは約100ヶ所の拠点を指定されているという例もあるほどで、納入業者は、流通業者からの注文に確実に応じるための安全数量の確保と、それに伴って増大しがちな保管賃等の費用コントロール・煩雑な在庫管理の手間に苦慮しているのが実態。
同社が開発したLMSは、こうした納入業者の悩みを解決するため、以下のような特長を備えている。
・WEB上で動くASPとして提供されるので、インターネットが使える環境であれば、どこでも利用することが可能。消化仕入拠点の増加にも柔軟に対応できる。
・入出庫手配/在庫情報検索/入出庫履歴検索/情報ダウンロードがリアルタイムで可能。いちいち倉庫業者などに問い合わせる必要がなく、取引先や倉庫業者も同じ情報が見られるのでスムースな業務連携に役立つ。
・ある商品を複数の取引先に納入しなければならない場合でも、取引先毎の在庫数量をLMS上でバーチャルに設定することができるので、取引先別に在庫を分ける必要がない。荷動きによって取引先毎のバーチャルな数量を調整するだけなので、欠品・過剰が発生しないよう最適な在庫管理が行なえる。
・賞味期限/適正在庫数量/荷動きについて警告水準を設定できるため、在庫の状況によって警告が表示され、賞味期限切れや停滞在庫、欠品などを防ぐことができる。
・取引先指定の商品コードと、自社で使用するコードをLMS内で関連付けできるので、自社コードを使用した自然な在庫管理が可能。
・LMSの使用料は安価で、取扱数量に関わらず利用できる。
当初、LMSは大手流通業者と取引のある食品メーカー・食品卸向けに開発したが、消化仕入方式が衣料品をはじめ家電製品などにも広がっており、アパレルや家電メーカーなどにも使える汎用性を備えており、将来的には幅広いユーザーを開発する計画。
運用開始時期:平成14年9月26日より試験的に運用開始。
本格的運用:平成15年1月より。
顧客獲得目標:食品メーカー、食品卸を中心に1000社
その他:平成14年12月に特許出願済み

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