LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

住友商事/レナウンの株式取得、物流効率化も協力

2003年03月06日/未分類

住友商事(株)は、(株)レナウンの株式を取得し、レナウンの第三位株主(出資比率 2.34%)となった。
住友商事はレナウンと取引関係を強化することにより、繊維ビジネスの基盤拡大を目指す。住友商事は従来よりレナウンと取引関係にあったが、2000年にレナウンが出資する中国のニット工場の株式を取得して以降、取引関係を強化してきた。
2002年にはレナウンの基幹ブランドの一つである「シンプルライフ」の生産プロセスを引き受け、同社の主要な仕入先となった。住友商事は今後レナウンのもつ他のブランドについても海外調達先の紹介、素材の提案、物流の効率化等の面で協力していく。
レナウンは基幹ブランドを中心に収益力が向上しており、さらに企業体質を強化し、商品企画やマーケティング、販売に経営資源を集中し、企業価値を高めていく方針である。
住友商事は中国、ベトナムを中心に高い生産技術をもつ縫製工場を所有及び提携しているほか、ヨーロッパの素材メーカーとも関係が深い。百貨店向けの高級アパレルから量販店向けの日用衣料まで、顧客の要望に応える幅広いネットワークを有している。
住友商事は繊維ビジネス分野において「製造卸機能及びOEM生産機能の基盤強化」を戦略の一つに据え、現在取り扱っている商品ラインとシナジー効果のある取引拡大を模索していた。レナウンとの取引は既に住友商事のコアビジネスとなっているが、同社との関係を軸にアパレル分野におけるさらなる基盤拡大を目指し今回の株式取得を決めたもの。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース