東京港／大井コンテナふ頭新５号ターミナル完成

東京港では、(財)東京港埠頭公社が平成１３年９月から整備を行ってきた大井コンテナふ頭新５号ターミナルが、３月２４日にオープンする。
新ターミナルの完成により、東京港は日本一の規模の耐震強化岸壁を備えることとなり、震災時における国際物流機能の確保や首都圏の経済活動の維持などに寄与することで、東京港の国際競争力が強化される。
大井コンテナふ頭新５号ターミナルの特徴
・日本一の規模の耐震強化岸壁
ターミナルは、阪神淡路大震災の教訓を踏まえた耐震強化岸壁となっており、両隣のターミナルと合わせると連続３バースが耐震強化岸壁と免震装置付コンテナクレーンが設置されたターミナルとなり、日本一の規模を誇る。
・初の専用ターミナル
ワンハイラインズでは、本ターミナルが台湾以外では初めてのワンハイラインズ専用ターミナル。(台中、高雄港で２バースずつターミナルを運営)
・半自動化の荷役機械
ターミナル内でコンテナを積卸するトランスファークレーンは、レール式(日本ではタイヤ式が一般的)となっており、半自動化となっているほか、コンテナも６段積みにも対応できる。