SAP／共同創設者、現共同会長兼CEO、ハッソ・プラットナー監査役会会長に就任

SAP AG（以下：SAP）は、SAP監査役会が現共同会長兼CEOのハッソ・プラットナー（Hasso Plattner）を株主監査役代表に推薦する、と発表した。
共同創設者で、現監査役会会長のディトマー・ホップ（Dietmar Hopp）とハッソ・プラットナーは、2003年5月付でSAP監査役会会長を交代することに合意した。これに伴い、ハッソ・プラットナーは、2003年5月9日の年次株主総会が終了した時点で執行役員会メンバー、および共同会長兼CEOの役職を退任して監査役に選出された場合、ディトマー・ホップは直ちに、ハッソ・プラットナーを監査役会会長に推薦する予定。
この監査役会で承認されればハッソ・プラットナーはSAP監査役会会長に就任し、一方現在共同CEOを務めるヘニング・カガーマン（Henning Kagermann）は、今後単独の会長兼CEOとなる。
今回のSAPトップ人事異動の背景には、SAPを取り巻く経営環境が激しく変化する中で、最先端のテクノロジとソリューションの知識を監査役会でより良く共有する必要があったため。
これにより監査役会は、将来を見据えた戦略的決定を積極的に行うという責務を果たし、全株主の利益の実現が可能となる。