日本ユニシス(株)は、4月から稼動開始するグンゼ(株)の新しい経営判断支援ポータルシステム「e-G Cockpit」構築に際し、Webサービス技術を適用した情報部品リモート・ポートレットの活用支援と、MicrosoftR.NET Frameworkを用いたシステム開発技術の提供した。
グンゼでは2003年4月に衣料事業部門を中心とした、グループ全体の組織再編を開始する。
再編のポイント
顧客起点
顧客の声により近づき迅速・的確な対応を図ることで販売リード型事業組織への脱皮を図る。
全体最適
販売・生産統合による一気通貫体制により拡販ベクトルを強化し全体最適化を図る。
スピード
販売に軸足をおいた迅速な意思決定により、方針・戦略の現場への浸透を図り、スピード経営を目指す。
グンゼは、これらの目標を達成するために、グループ内で保有している情報から各経営層に必要なものを抽出し、迅速に経営判断の場に提供することが重要であると考え、新経営判断支援ポータルシステム「e-G Cockpit」を構築することになった。
日本ユニシスは、グンゼの「e-G Cockpit」構築に際し、リモート・ポートレットや「LUCINARテクニカルキット」の適用など、それぞれの要件に最適なサポートを行った。
グンゼの経営判断支援ポータルシステム「e-G Cockpit」開発の特徴
・リモート・ポートレットを使用し、グループ間での情報利用の利便性を向上
MicrosoftR .NETによる次世代XML Webサービス注2 とWebサービス技術を利用した情報部品リモート・ポートレットを使用することにより、各システムに点在する情報を利用側と提供側で独立した形で管理できる。
今回「e-G Cockpit」開発に用いられた、リモート・ポートレットは、ユーザインタフェースを持つ情報部品で、データと表示スタイルおよび対話機能で構成されている。
現在、XML技術の応用方法について標準化を推進する米国OASISは、Webサービス技術を適用したリモート・ポートレットの標準規格「WSRP(Web Services for Remote Portals)」の策定を行っており、日本ユニシスはリモート・ポートレットを「ポートレットWebサービス」と呼び、他社に先がけてWebシステム構築の適用支援を開始している。
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日本ユニシス/グンゼの新経営判断支援ポータルシステムにリモート・ポートレット使用
2003年03月27日/未分類
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