LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

フェデックス/ジャイアントパンダを中国から米国へ輸送

2003年03月30日/未分類

フェデラル エクスプレスは、自社のグローバルな輸送ネットワークを活用し、4月7日にジャイアントパンダ2頭を中国の北京から米テネシー州メンフィスのメンフィス動物園まで輸送する。
今回の輸送は中国と米国が実施している教育・野生生物保護プログラムの一環であり、フェデックスは 4歳の雄パンダ(リーリー)と2歳の雌パンダ(ヤーヤー)の2頭を、特別塗装を施された同社のMD-11ジェット機「The FedEx(r) PandaExpress (フェデックス パンダエクスプレス)」によって太平洋間を輸送する。
フェデックスはパンダの運搬に必要な航空輸送、陸上輸送ならびにロジスティックス支援態勢を整えている。現在2頭のパンダは北京動物園において検疫を受けている。これまでにフェデックスとメンフィス動物園は 5カ月間に渡り、パンダの安全かつ快適なフライトを実現するための準備を共同で進めてきた。
今回の専用機には2頭のパンダ以外の貨物は搭載されず、 15時間のフライト中、2頭のパンダはそれぞれ特別にあつらえた輸送コンテナに収容される。また、メンフィス動物園と北京及び上海の動物園の獣医師が輸送機に特別に同乗し、パンダに付き添うことになっている。
The FedEx(R) PandaExpressは4月7日に北京を出発し、東航路に国際日付変更線を超え、まずアラスカのアンカレッジに到着する。アンカレッジでは燃料の補給と乗務員の交代を済ませる間に、フェデックスの自社設備を利用して通関手続きを進める。安全上の取り決めにより、各空港におけるパンダの離発着に関する予定時刻等の詳細は一般には公開されない。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース