リヒトラブ／大阪工場、物流センター閉鎖

(株)リヒトラブは、大阪工場・大阪物流センターを閉鎖し、静岡工場・静岡物流センターへ統合する。
同社の経営環境は、慢性的な需要低迷に加えて海外からの強力な低価格化圧力により、価格競争・販売競争が激化するという厳しい状況下にあり、かねてより全社的な経営合理化を進めてきたが、より一層推進するため、大阪工場および大阪物流センターを閉鎖して、それぞれ静岡工場・静岡物流センターへ集約・統合する方針を決定した。
大阪工場ではこれまで多品種少量生産主体に稼動させてきたが、静岡工場に集約、統合することにより、生産全体にわたる合理化に繋がると判断したもの。
また大阪物流センターについましては、静岡物流センターへ一本化し統合することにより、在庫の圧縮の他、物流全般にわたる効率化が可能と判断したもので、工場・物流センター統合完了後は年間１.５億円の統合効果を見込んでいる。
大阪工場・大阪物流センターの概要
所在地大阪市住之江区南港中7-1-43
敷地面積( 合計) ８ ８５１㎡
建物面積( 合計) １４ ２８８㎡
大阪工場生産高約１１億円
大阪物流センター出荷額約３７億円
従業員数３８名（平成１５年４月１日現在）
閉鎖の予定は、大阪工場平成１５年１２月末の予定で、大阪物流センター平成１６年１月末の予定。
従業員につきましては、静岡工場・静岡物流センターおよび本社営業部門への配置転換を基本としますが、若干名の希望退職募集も併せて行う予定。