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SAPジャパン/異種環境下のアプリケーション/ システム 統合が可能なSAP XI2.0発表

2003年04月13日/未分類

SAPジャパン(株)は、SAPのビジネス プロセス インテグレーションツールであるSAP Exchange Infrastructure(エスエイピー・エクスチェンジ・インフラストラクチャ、以下:SAP XI)の最新版 SAP XI2.0の出荷を開始した。
SAP XI2.0は、SAPの統合アプリケーションプラットフォーム「SAP NetWeaver」のコンポーネントの1つで、ビジネスプロセスを統合するテクノロジーとして、重要な位置を占める。
SAP XI2.0は、企業内外に混在する多種多様なアプリケーションおよびシステム(ERPやSCM、CRMなどの業務パッケージに加え、Webシステムや既存のシステム環境など)間において、データ統合の中心に位置し、共通インフラとして「ハブ」となる。
統合情報を集中的に管理し、データ統合の実行と管理を実現します。その結果、導入企業は、アプリケーションおよびシステム毎のインタフェース用プログラムの開発/保守が容易になり、導入期間の短縮や導入/管理コストの低減が実現可能となる。
また、昨今話題となっているBPM(ビジネスプロセスマネジメント)のモデリング機能や実行機能、監視機能を使って異機種環境にまたがるビジネスプロセスマネジメントを実現し、業務パッケージなどの社内システムとB2B(企業間)の対外接続を含む、全てのアプリケーションを柔軟に統合させる。
さらに、複数のビジネスシナリオが既に完備されており、顧客企業のニーズに合わせたビジネスプロセスの連携がより容易に実現できるようになる。
例えば、受注と発注、在庫管理、財務会計の4システムを相互に連携させる場合、接続のために必要なインタフェース・プログラムは6種類になる。そこでこれを多数のアプリケーション連携が前提になるSCMなどのシステム連携を想定する場合、プログラムの開発工数が幾何級数的に増大するとともに、情報の共有化が非常に困難になり、従来のインタフェースは、バッチ処理中心でリアルタイム性が要求される処理には向いていなかった。
これに対しSAP XIはまず、データ連携の中心に共通インフラとして「ハブ」の役割をするSAP XIを設置。各アプリケーションはこのハブを経由して、相互な連携が可能となります。その結果、従来おこなっていたような、連携するアプリケーションが追加されるごとに各々のインタフェース用のプログラムの開発を減少させることができ、コストの削減とリアルタイムのデータ連携が可能になる。
3年間で、150社以上の受注を計画している。

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