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ユニー/ドライ食品を物流センターから中京本部各店に一括配送開始

2003年04月13日/未分類

ユニー(株)は6月21日(予定)より、中京本部各店(長野県下の5店舗を除く)へは、伊藤忠食品(株)と(株)トーカンが運営するユニー専用のドライ食品在庫型物流センターからの、一括配送に変更する。
現在ドライ食品は、取引先(メーカー及び卸)主要5社より、各店宛に直接納品していたが、一括配送に変こすることで、納品車両の削減、店舗在庫の削減、鮮度管理の徹底、物流業務の効率化によるコスト低減を実現させる。なお、卸、メーカーとの商流は従来通り。
一括配送対象商品は、ユニーで販売するドライ食品(缶詰、調味料、乾物、飲料、インスタントラーメン等の一般食品)で、乳製品等の要冷凍・要冷蔵商品や菓子・酒・米は対象外。
一括配送の内容は、小牧市(トーカン運営)と春日井市(伊藤忠食品運営)にドライ物流センターを設置し、ユニーの中京本部(愛知県・岐阜県・三重県)のアピタ・ユニー食品販売店舗68店舗の内、39店舗は小牧センターから、29店舗は春日井センターからカテゴリー別に定時一括配送を行う。
今後、中京本部以外の各本部でも、ドライ食品一括配送の委託先を見つけ、順次一括配送に切り替える予定で、ドライ食品以外の商品(日用品・文具・玩具等)群にも、広げていく予定。
一括配送のメリット
①納品車両台数の削減
実験店舗では、該当群番の納品車両を最高7割カットできた
②発注から納品までのオペレーションの効率化
定時一括・カテゴリー別・カートラック納品と、スピード検品による検収時間の短縮
③店舗在庫の削減
小ロット納品が可能となり、店頭在庫を削減するとともに品切れを防止
④商品の鮮度管理の徹底
配送センター入荷時の日付管理基準を設定
⑤効率的な人員配置による経費の削減及び荒利率アップ
一括配送委託先:伊藤忠食品・トーカン
委託先のメリット
①資産の有効活用
②自社物流効率のアップ
③ユニー(株)との取り組み強化
ユニー専用配送センター
○伊藤忠食品
物流センター名:(仮称)ユニー㈱春日井ドライ物流センター
住所:愛知県春日井市高森台5-1-3
敷地面積:約15,800㎡
建築面積:約5,200㎡
延床面積:約7,100㎡
配送エリア:中京本部の南東部29店舗
○㈱トーカン
物流センター名:(仮称)ユニー㈱小牧ドライ物流センター
住所:愛知県小牧市上末小坊田1296-1
敷地面積:約18,000㎡
建築面積:約8,400㎡
延床面積:約16,000㎡
配送エリア:中京本部の北西部39店舗

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