日本貿易振興会／アジア・クイックDI調査4月実施結果

日本貿易振興会は、アジア・クイックDI調査4月実施結果をまとめた。
発表内容要約
アジア進出日系企業の景況感は、国・地域ごとに若干のばらつきは見られるものの、総じて悪化している。
ASEAN5
ASEAN5ヵ国を見ると、4月の業況判断DIは、タイを除くすべての国でDIがマイナス値となった。3月との比較では、インドネシアで上昇、マレーシアで横ばい、他の3ヵ国では低下した。2～3ヵ月先の見通しは、タイを除いてすべてマイナスとなり、すべての国で4月現時点から低下した。
中国・北アジア
中国・北アジア地域を見ると、4月のDIは中国4地域と台湾ではプラスとなった。2～3ヵ月先の見通しは、中国4地域では引き続きプラスだが、台湾ではマイナスに転じている。一方、プラスを維持してきた香港は初のマイナスに転じ、3月にマイナスとなった韓国はマイナス幅が拡大した。2～3ヵ月先の景況感もさらに悪化する見通し。
詳細は下記アドレスを参照。
http://www.jetro.go.jp/ged/j/press/2003/20030417-2.html