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マニュジスティックス・ジャパン/新年度の事業戦略を発表

2003年04月24日/未分類

マニュジスティックス・ジャパン(株)のデイビッド G. フレンツェル新社長は、新年度の事業戦略を発表した。
日本におけるソリューションやサービス内容の拡充を図り、またその提供力、実施能力を一層強化・徹底することにより、これまでの強みをさらに推し進め、お客様により迅速、かつ確実な投資効果を提供することを目指す。
この目標を達成するために、以下の点を強化・推進する。
■Manugistics7J(日本語版)のリリース
6月末にリリースを予定しているManugistics7Jは、これまでの同社の専門知識と各種オープンスタンダードに基づく技術革新を統合することによって、以下の機能が提供される。
変化に対する即応性を高めつつ、拡張環境との連携を容易にするフレキシビリティ
ソリューションのクオリティを高めつつ、現実のビジネス運用に耐えうるスケーラビリティ
同期性を高めつつ、導入また将来の展開におけるトータルコストを下げる相互運用性
これにより、今まで以上にユーザのニーズに合った構成を構築できる強力なソリューションとなっており、より迅速な投資効果を実現できます。
マニュジスティックスはこれに伴い、新規の顧客だけではなく既存のお客様のManugistics7Jへのスムーズな移行を支援します。これは単なるアプリケーションのアップグレードというだけでなく、月次運用を週次運用に切り替える、あるいは企業内または企業間のコラボレーションを通してSCMを拡張させるなど、当社の豊富な経験や実績に基づいて、お客様のビジネスモデルの刷新を支援するサービスも含んでいます。
■ソリューション・機能やサービスの拡充
以下のソリューション・機能を日本市場において積極的に推進。
サービスパーツ マネジメント ソリューション
S&PMソリューションの一環として、アフターマーケットにおいて、統計手法による予測、在庫配置の最適化、パーツサプラヤとの協働などにより、サービスパーツプランニング業務を効果的、かつ利益を生む形で最適化するソリューション。
プロモーション・マークダウン最適化ソリューション
PROソリューションの一環として、販促価格式やマークダウン方式の価格設定において、プロモーションやインセンティブファンドを効果的に配分するソリューション。
評価指標分析、例外管理機能
計画系エンジンの結果をベースに、評価指標の分析やビジネスルール定義による例外管理により、バリューチェーンを通した可視性を提供。
また、ソリューションや製品の機能を補完し、より効率的なビジネス運用を可能にする以下のコンサルティングサービスも同時に推進する。
Demand Classification
需要予測システムであるNetWORKS DemandTMと併用することで、NetWORKS Demandにおける予測アルゴリズムの選択および予測パラメータの設定・調整などの作業機能を補完。四半期ないし年に一度など定期的に実行することで様々な角度から再考に値すると考えられる予測アルゴリズムやパラメータを特定。
SCMモデリング
導入前機会評価(Manugistics Value Assessment: MVA)*を補完し、生産や物流コストまた、制約を考慮しながら、需給バランスをシミュレーションする環境を提供することで、サプライチェーン・ネットワーク設計を支援。
上記のソリューション・機能やサービスメニューは、米国においてご好評いただいているものです。これらを国内においても積極的に推進していくことで、日本のお客様に、より確実な成果をさらに迅速に提供できるようになります。
■コンサルティング・サービスの強化
顧客により迅速で、高い投資効果を提供できるよう、コンサルタントを増員し、体制を強化する。プリセールスのコンサルティングにおいては、ユーザのニーズに合った構成を構築できるソリューションや導入計画立案を支援すると共に、導入前機会評価(MVA)の実施をより強力に推進する。導入コンサルティングにおいては、Manugistics7Jのリリースを機に、導入ロードマップをアップグレードし、また、パートナーとの緊密な連携により、一層迅速、効率的な導入を目指す。
■業界別戦略
顧客にマニュジスティックスの強みの一つとして、製品やソリューションの優位性だけでなく、各業界における豊富な導入実績とビジネス知識を有していることが挙げられる。マニュジスティックス・ジャパンではこれらの経験や知識を基に、業種に特化した導入コンサルタントの配置や、業種別のパートナー戦略を推し進め、各業界に対するソリューション提供能力を強化する。
また、これまで年1回、全対象業種向けに開催してきたenVISIONを、業種やソリューションを絞り、通年で3~4回にわたり開催する。(今年度第1回目のenVISIONは、組立て製造業を対象に開催する。)
■アジア戦略の継続的な強化
マニュジスティックス・ジャパンでは昨年夏より、グローバル、特にアジア地域において事業展開する日本企業のサプライチェーン・ネットワーク構築を支援する戦略を打ち出している。今回の新社長就任により、マニュジスティックスのアジア・パシフィックオペレーションズとより一層緊密に連携し、この戦略を引き続き推進する。

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