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オムロン/車両運行管理支援サービス開始

2003年04月24日/未分類

オムロン(株)は、会員制の車両運行管理支援サービス「車両運行管理サポート 打ち手の小づち」を6月1日から開始する。
「車両運行管理サポート 打ち手の小づち」は、インターネット経由で収集した各企業の運行管理データ(速度、時間、距離など)をオムロンのセンターで分析、会員企業の水準値との比較データの提供や、企業単位、ドライバー単位での運転診断など、様々なサービスを提供する。
また運行日報の自動作成、分析を基に運行管理データの改善を支援するアドバイスをインターネット経由で行うなど、会員企業の経営品質向上に貢献する。
同社はASPサービスの手法を用いることで、これらのサービスを車両1台あたり月額5,000円という低料金で提供し、会員企業における投資負担を大幅に軽減する。また自社保有の保守サービス網を活かして、全国にサービス展開を行う。
1年後に1万台の契約を目指すとともに、今後800万台以上と言われる自家用トラック市場への参入も視野に入れて事業を拡大する。
将来的には、営業車など貨物輸送用以外の業務用車両を対象にしたサービスや、荷主向けに車両単位での貨物運搬履歴閲覧サービスも展開していく予定。
サービスの利用には、車両へ搭載するデジタル運行記録計と、管理事務所用の事務所システムが必要。デジタル運行記録計では、装着したメモリカードにその日の運行記録が記憶される。
事務所システムは、パソコン、プリンター、メモリカード読み取り装置で構成され、ASPサービスにより経営品質向上に役立つ様々な情報を提供する。(パソコン、プリンターとインターネットへの接続環境は利用者側での準備が必要)
【会員に提供する標準帳票】
(サービス開始時に予定しているもの)
・業務日報
・車両別稼働実績月間集計
・運転評価集計一覧(月次、絶対評価、点数順)
・車両燃費推移グラフ(年間月別推移、前年比)
・車両稼働率推移グラフ(年間月別推移、前年比)
・運転評価推移グラフ(年間月別推移、前年比、絶対評価)
※それぞれのグラフ帳票には相対評価ランク(全国会員内、社内)を含む。
サービスの主な特長
(1)月々の会費だけで本格的な運行管理システムをアウトソーシング。機器にかかる費用や取り付け費、システム構築費などの費用はサービス料金に含まれており、大きな初期システム投資が不要。
(2) 会員他社との相対評価を基にした、経営や業務の改善に役立つ様々なアドバイスや情報を提供し、ビジネスをサポート。
(3)ASPの形態をとっているため、同一料金で最新のアプリケーションが利用でき、システムのバージョンアップに特別な費用がかからない。
料金体系:トラック1台あたり月額5,000円、また、管理事務所のパソコン1台あたり月額8,000円の会費が必要。会費にはオムロンが用意する機材の貸し出し費用、取り付け費用を含む。

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