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横浜ゴム/電子購買ソリューション「AribaRBuyer」導入

2003年05月14日/未分類

横浜ゴム(株)、ディーコープ(株)並びに日本アリバ(株)の3社は、日本アリバの電子購買ソリューション「AribaRBuyer(アリバ・バイヤー)」と、ディーコープが提供する電子購買ネットワーク・サービス「Dee Procurement System(ディー・プロキュアメント・システム)(以下:DPS)」の横浜ゴムへの導入に関して合意し、本格稼動を開始した。
横浜ゴムは以前から購買業務を含む社内事務の電子化を推進して来たが、今回インターネットを通じたサプライヤー企業との企業間電子商取引(B to B)を構築することにより、購買情報を一元管理して間接材支出の実態を可視化・透明化すると共に、購買プロセス全体を効率化することで、間接材調達の総合的なコスト削減を実現する予定。
横浜ゴムでは、こうした要件を実現できるソリューションを検討した結果、「AribaRBuyer」と、「DPS」を選定し、導入を進めてきた。
横浜ゴムでは、ことし2月に事務OA用品を全社展開に引き続き、対象品目を順次拡大し、10月までに全社規模で導入を完了させる予定。
日本アリバが提供する「AribaRBuyer」は、企業内の各部門で発生する間接材の発注を企業全体でとりまとめ、購買業務を集中・自動化し、インターネットを通じて発注することで、1. 大量発注によるコスト削減、 2. 購買業務の一元管理、3. 購買サイクルタイムの短縮、などを実現する間接材の電子購買ソリューション。
本システムでは具体的に、工場で必要となる間接材を発注する際の、1.電子カタログによる商品・サービスの選択、ならびに、カタログ外発注品の購入申請、2. 社内承認、3.サプライヤーへの発注、4.決済という一連の購買プロセスをシステム化します。これによって、トランザクションの効率化および電子帳簿の活用によるペーパーレス化を実現し、社内のみならず企業間の取引についても電子化が図れる。
DPSは、Aribaが提供する電子購買ネットワークAriba Supplier Network(アリバ・サプライヤーネットワーク)と連動するネットワーク・サービスで、バイヤー企業およびサプライ企業に対して、日本の顧客ニーズに合った各種の業務支援機能を提供する。
DPSでは、1.バイヤー毎に異なる伝票の形式を同一フォーマットに変換する機能、2.電子カタログのデータのクレンジング機能、3.出荷、納品、検収、電子帳簿、請求照合などの業務処理に必要となる詳細データを提供する機能、4.受発注データを様々なデータ形式で出力する機能、を提供します。サプライヤー企業は、これらの機能をDPSネットワーク上から利用することで受注データの受信に関わる新規のシステム投資を最小限に抑えることができます。そのため「AribaRBuyer?」導入企業は、サプライヤー企業との業務連携や接続テストを低コストかつ短時間で実施できます。また、ディーコープはDPSユーザに対して、DPSを補完する、電子購買トランザクションの例外処理を行うコールセンター・サービスも提供する。

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