日本トランスシティ／ＳＣＭ事業を強化

日本トランスシティ(株)は６月２７日、営業部門の組織変更を行う。
営業組織の見直しを行い、変更後は中部、関東、関西の３支社および運輸、ＳＣＭ、国際の３事業部の体制となる。
中部支社よりＳＣＭ営業部を独立させ、ＳＣＭ事業部として活動エリアを全国に拡げ、顧客のＳＣＭをロジスティクスで支える体制を整備する。
国際事業部内の海外ロジスティクス部を解消し、同事業部は海外事業統括機能を強化し、海外戦略の立案、海外拠点管理・サポートを行う部署とする。
国際複合輸送を担っている国際事業部内の国際輸送部各営業所を各地域支社に統合し、顧客からの「ワンストップサービスの要請」に応えるべく、各支社に国際複合輸送機能を持たせ、国内・海外にとらわれず業務を行える営業体制とし、輸出入貨物取扱拡大を図る。
全国に拡がる運輸事業部の各営業所を中部・東日本・西日本の３ブロック体制とし、営業体制および危機管理体制の整備・強化を図る。
鹿島支店を運輸事業部に編入し、運輸事業部鹿島営業所と一体化させ、鹿島地区の輸送力強化と業務効率化を図る。