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日本郵船/長期グループ経営ビジョン「Forward 120」策定

2003年05月25日/未分類

日本郵船(株)は、創立120周年を迎える2005年に向けて、新たな中長期グループ経営ビジョン、「Forward 120(ワン・トゥエンティ)」を策定し、“もっともっとグローバルに”、“もっともっと現場へ”のスローガンのもと、企業活動を展開する。
真にグローバルの名にふさわしい企業集団となること、そして、グループ社員がビジネスの現場にどんどん出て行くことの決意を表明し、2005年3月期には、連結ベースでの売上高13 600億円、経常利益775億円、税引後投下資本事業利益率6%の達成を目標としている。
「Forward 120」の目標達成のための具体策として、主に2つの戦略を掲げている。
1.総合物流事業の拡大
4月1日付けで自動車輸送部門を従来の不定期専用船部門から分離、コンテナ輸送および物流部門に統合し、この3部門からなる総合物流本部を発足させた。
家電・リテール物流のさらなる充実とともに、同社の強みである自動車メーカーとの結びつきを活かし、部門を超えた協業を一層深めることにより、中国・アジアなどで今後拡大するであろう自動車物流に積極的に対応する。
2.バルク・エネルギー輸送の世界展開
これから成長する中国・アジアはもちろん、従来同社がほとんど手がけてこなかった大西洋ビジネスにも挑戦する。
その第一歩として、Bulk&Energy Atlantic社を欧州に設立し、営業担当役員を常駐させ、さらに、ファイナンス力強化のためCFO International Officeを設置し、2005年春に小笠原航路に就航予定のテクノスーパーライナー、同じく2005年中に稼動予定の“ちきゅう”プロジェクトなどに、グループを挙げて取り組んでおり、新しい分野への挑戦も引き続き行う。
 

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