日本海洋掘削と日本郵船は、独立行政法人海洋研究開発機構（「JAMSTEC」）の所有する地球深部探査船「ちきゅう」（総トン数約57,000トン、全長210m、最大稼働水深2,500m）の運用業務の受託を目的とする新会社「日本マントル･クエスト」（以下：MQJ社）を両社の共同出資により平成20年9月10日に設立し、MQJ社を契約当事者とする「ちきゅう」運用委託業務契約をJAMSTECと9月19日付で締結した。
MQJ社は、契約に基づき、12月1日から平成21年3月31日までの間、JAMSTECが計画、推進する科学掘削を行うための「ちきゅう」運用業務を実施する。
MQJ社が受託する運用業務は、掘削作業の実施、船舶の運航管理、掘削機器の保守管理、サブコンサービスの管理、資機材の調達、科学掘削支援基地の運営などを含めた広範囲なものとなっている。
MQJ社の概要
所在地：東京都中央区日本橋堀留町2-4-3新堀留ビル5階
代表取締役社長：市川祐一郎（日本海洋掘削代表取締役･専務執行役員）
資本金：3億円
出資比率：日本海洋掘削60％、日本郵船40％
