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東京都/ディーゼル車排出ガスと花粉症の関連に関する調査結果

2003年06月01日/未分類

東京都は、ディーゼル車排出ガスと花粉症との関係を科学的に明らかにするため、疫学や環境科学、臨床医学などの専門家による委員会を設けて調査した。
調査結果のポイント
ディーゼル車排出微粒子が、ヒトのスギ花粉症症状の発現や悪化へ影響を及ぼすことが初めてわかった。
これまで動物実験では確認されていたが、今回、試験管内で花粉症患者の血液中にディーゼル車排出微粒子を添加したところ、ヒトのスギ花粉症症状を引き起こしたり悪化させたりする物質を増加させることがわかった。
妊娠中にあびたディーゼル車排出ガスが、生まれた仔に影響することが初めてわかった。
ラットを用いた研究で、免疫機能が未発達の段階にある胎仔期、哺乳期にディーゼル車排出ガスをあびると、仔ラットがスギ花粉症を起こしやすい体質になることがわかった。
なお、都内ほぼ全域がディーゼル車排出ガスによる影響を受けている現況の下、今回の疫学調査では、ディーゼル車排出ガス濃度の差が、花粉症患者の割合の増加に影響を及ぼすことを明らかにするには至らなかった。
報告書全文は下記アドレス参照。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2003/05/DATA/60d5s202.pdf

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