ジェイ・ディ・エドワーズ／ピープルソフトとの買収計画を発表

米国ピープルソフト（以下：PeopleSoft）とジェイ・ディ・エドワーズ（以下：J.D. Edwards）は、PeopleSoftがJ.D.Edwardsを買収することで最終合意に達したことを発表した。
合併会社は世界第2位のエンタープライズアプリケーションソフトウェア会社になる見込み。この合意によると、株主は、J.D. Edwardsの発行済み普通株式1株当たりPeopleSoftの普通株式0.860株を受け取ることになり、2003年5月30日のPeopleSoft株式のの終値と、J.D. Edwardsの発行済み株式数から算出した買収総額は約17億ドルとなる。
本合併による効果は、パーチェス法に基づいて算定された無形資産の償却、繰延収益の評価減などを除外した上でPeopleSoftの2004年度の収益に反映される見込み。
両社の合併により、年間売上高約28億ドル、従業員数13 000人、世界150カ国11 000以上の顧客に製品・サービスを提供するエンタープライズアプリケーションソフトウェア会社が誕生。
この合併により、PeopleSoftはサービス業、製造業、流通業、アセットインテンシブ産業など20以上の広範な分野で事業基盤を拡大する。