ジクー・データシステムズ／位置・空間情報システムに オラクルのアプリケーションサーバー採用

ジクー・データシステムズ(株)と日本オラクル(株)は、ジクー・データシステムズが開発した、新しい位置・空間情報システム構築用パッケージ・ソフトウェア「Quadrix Platform」（クアドリクス・プラットフォーム）にオラクルの最新アプリケーションサーバー「Oracle9i Application Server Java Edition」を採用した。
「Quadrix Platform」は、リアルタイムのGPS情報やデジタル地図など大容量の位置・空間情報を時系列で格納し、配信を含めた大規模処理を可能とする、基盤ソフトウェア。
従来型のGISとは異なり、ユビキタスコンピューティングに対応して、携帯電話・PDA・PCなど多様な端末特性に応じた最適化処理をして各端末に配信するアーキテクチャを採用している点に「Quadrix Platform」の大きな特長がある。
ジクー・データシステムズはこの「Quadrix Platform」のアプリケーションサーバーとしてJ2EE準拠の「Oracle9i Application Server Java Edition」を選択。「Oracle9i Application Server」の高度で柔軟性の高いJavaアプリケーションの開発環境が、採用のポイントになった。
ジクー・データシステムズでは今後「Quadrix Platform」を利用して、GPS機能付き携帯電話と配送システムを連携させた企業向けの物流ソリューションや、官公庁・自治体での施設管理システムや防災システムで、災害時・緊急時に地図を瞬時に検索・表示するソリューションなどを提供していく。
位置・空間情報システム構築用パッケージ・ソフトウェア「Quadrix Platform」は、リアルタイムのGPS（全地球測位システム）情報やデジタル地図など大容量の位置・空間情報を時系列で格納し、配信を含めた大規模処理を可能とする、基盤ソフトウェア。
地図配信モジュール、衛星画像モジュール、など複数の基本モジュール群から構成される「Quadrix Platform」を利用した位置・空間情報ソリューションは多岐にわたる。