ジクー・データシステムズ(株)は9月13日、動画記録型ドライブレコーダーを利用した商用車向けテレマティクスサービス「くるみえ」を、10月1日から開始すると発表した。同サービスは三菱オートリース(株)と共同開発したもので、動画記録型ドライブレコーダーを営業車やトラックなど法人所有車両に取り付け、運行管理や燃費向上、自己などの事実確認などに役立てる。
日々の運転状況データや急発進・急停車時の動画をメモリカードに記録させ、事業所のPCよりインターネット経由でデータセンターサーバへアップロードし一元集約する。サーバに蓄積された情報から、ドライバー毎、営業所ごとか全社レベルで、急発進回数やアイドリング時間、最高速度などの運転状況、CO2排出量、燃費を数値化し、Web画面や帳票に出力する。
交通事故などの場合には、記録されている動画により、事故に対して適切な経営判断の支援ができるだけでなく、ドライブレコーダーを装着している抑止効果により、事故低減・燃費改善効果が期待できるとしている。
東京都トラック協会の「安全装置装着に関する助成事業」の助成対象機種を採用、協会会員企業が助成金の申請をできるようにした。