デカルトシステムズジャパン、郵船情報開発／パートナー契約締結

デカルトシステムズジャパン（株）（以下：DSJ）と郵船情報開発（株）（以下：YJK）はNVOCC（非船舶運行業者）やフォワーダーの業務システムに関連するパートナー契約を締結した。
これにより、YJKは基幹業務、貨物追跡、船社との輸送契約管理、運賃交渉、そして米国24時間ルールなどにわたる包括的なソリューションをNVOCC（非船舶運行業者）やフォワーダーの顧客に提供する。
YJKは従来NVOCC（非船舶運行業者）やフォワーダーの基幹業務システムの開発やtrade-Nなどのパッケージを販売してきたが、同社顧客より貨物追跡、船社との輸送契約管理、運航スケジュール確認など、基幹業務以外の要請が顕在化していた。
DSJ社とは、ことしより施行されている米国24時間ルールを中心に情報交換を行ってきたが、同社の持つ貨物追跡などのネットワークソリューションとYJKの基幹システム・パッケージソフトと包括的に統合することになった。
DSJとYJKがパートナー契約を結んだのはNVOCC（非船舶運行業者）などに貨物追跡を可能にするLogiMan（Maersk　Logisticsなどの顧客をもつ）、荷主による注文から物流までの広範な注文追跡をサポートする20/20 Visibility（米国三井物産などの顧客）、NVOCC（非船舶運行業者）などと船会社との契約を管理し、運賃交渉などを容易にするOcean Management（ゼネラルモーターズ系Vector　SCM社などの顧客）、そして２４時間ルール対応のAMSソリューションが含まれる。
YJKは荷主への貨物追跡機能を提供し顧客のサプライチェーン改善支援、輸送契約管理、24時間ルール対応等を同社のtrade-Nと統合させる事により顧客のニーズを広範に充たす事が可能になる。