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バイタルネット/情報系システム再構築に、日本ユニシスの「ES7000」採用

2003年06月26日/未分類

東北地方を地盤とする医薬品卸の(株)バイタルネットは、情報交換のスピードアップとさらなる顧客サービスの向上を目指して情報系システムの再構築に着手し、情報系システムのプラットフォームとして日本ユニシス(株)の「Unisys Enterprise Server ES7000(以下ES7000)」の採用を決定した。日本ユニシスは、「ES7000」上で稼働する新情報系システムの構築も担当する。
医薬品卸売業は、医療機関が必要とする医薬品を、「必要なときに」「必要な量を」「必要な場所へ」正確・迅速に供給することが求められ、医薬品卸売業界では、医療の進歩に迅速に対応し低コストで効率のよい医薬品の供給を行うために、最新ITやアウトソーシングを積極的に導入する企業が増えている。
バイタルネットは、最新のITを取り入れた低コストな物流体制の構築を目的に、2002年8月から62ヵ所ある国内全拠点を光ファイバーでつなぐ高速通信網の整備を始めとした全社的な情報システムの見直しを開始。今回の「ES7000」の採用と、情報系システムの再構築もそうした大規模なIT投資の一環となる。
バイタルネットの従来の情報系システムは、UNIXRサーバーが1台、メール用サーバー2台、そしてWindowsR クライアントが500台という構成だったが、顧客情報検索などの新情報系システムの見直しにあたり、「複数サーバーの統合が可能」「拡張性にすぐれたオープンシステムを構築可能」「24時間365日の稼働が可能」 といった要件を満たすプラットフォームの採用を検討した。
その結果、WindowsRサーバーの中では最大の可用性と信頼性があり、既に大規模エンタープライズサーバーとして多くの稼働実績を持ち、また将来に渡って十分な拡張性を確保できる点を評価し、日本ユニシスの「ES7000」の採用を決定した。
バイタルネットは今回の情報系システム再構築により、以下のような効果を見込んでいる。
・コスト:WindowsRの採用により、開発、保守、運用コストを削減
・効率:Webブラウザ対応により、操作方法を 短期間で習得可能
・拡張性:ブラウザ対応の為、ユーザー数が増えても容易に対応可能であるなど、変化の激しいユーザーニーズに迅速に対応
新情報系システムは、2003年7月全面稼働予定で、日本ユニシスは、今後もバイタルネットの全社的なシステム見直しに対し、最新テクノロジーの投入を積極的に実施し、同社のシステム強化をサポートする。

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