武田薬品工業／国際事業の地域別事業運営体制への移行

武田薬品工業(株)は、「国内と海外」といった管理体系や意識を払拭し、グローバルに事業を展開する医薬品企業への脱皮を図る一環として、国際事業を地域別事業運営体制とする機構変更した。
医薬国際本部を発展的に解消し、各地域部（米州部、欧州部、アジア部）を米州本部、欧州部、アジア部へと、社長直轄組織として分離・独立します。また、医薬国際本部のスタッフ部門である国際業務室は事業戦略部に、国際プロダクトマネジメント部は製品戦略部に移管する。
地域別事業運営体制とすることにより、経営トップと各地域事業が直結し、海外販売会社とのより
迅速なコミュニケーションが可能となり、海外事業、特に米国事業の強化につながる。
また、米国、欧州、アジア、それぞれの事業環境・規模・業績の違いを踏まえた地域独自の戦略立案機能・事業運営が強化し、地域別の事業責任がより明確化する。
2004年度からの「Takeda Pharmaceutical Companyのスタート」に向け、「新製品の創出および開発の効率化・迅速化」と「米国事業の強化」に、タケダグループ総力を結集し、取り組む。