NEC／「SAP R/3」などSAP社製品アップグレードを短期間で効率的に実現する「e2アップグレードパック」発売

NECは、「SAP R/3」をはじめとするSAP社製品のアップグレードを短期間かつ効率的に実現するため、最新のITインフラ環境を利用した事前検証からアップグレードの企画立案、移行作業、アウトソーシングを含む運用保守までのサービスを総合的に提供する「e2(イーツー)アップグレードパック」を新たに製品化し、販売活を開始した。
「e2アップグレードパック」は、現在SAP社製品を利用しているユーザ企業における、製品のアップグレードによるシステム機能強化や、システム運用コスト削減を目的としたプラットフォームの性能・信頼性強化などを支援するもの。
「e2アップグレードパック」の主な特長
短期間かつ効率的なアップグレードを実現
ブラクストンアウトソーシング社と共同で、SAP社製品を利用した既存システムのアップグレードに必要な作業工数・期間の見積りや、業務・システムの改善提案を約2週間という短期間で実施する簡易アセスメントサービスを提供。
また、NECの「SAP R/3」アップグレード方法論・支援ツール「RAPID for R/3」に基づいた移行サービスを提供することにより、品質の確保や後戻り作業の削減が可能であり、短期間かつ効率的なアップグレードを実現することができる。
実機による事前検証サービスを提供する「SAPアップグレードセンター」を設置
「e2アップグレードパック」の提供にあたり、「SAPアップグレードセンター」を30名体制で設置する。センターに専任要員を結集し、SAP社製品のアップグレードに関する方法論や技術を蓄積することにより、ユーザ企業のニーズにきめ細かく対応したアップグレードサービスの提供を実現。
「SAPアップグレードセンター」に最新のサーバ・ソフトを利用した検証環境を用意し、システムの動作確認や性能確認などを行なう事前検証サービスを提供する。これにより、効率的なアップグレード実施や、アップグレード後の安定したシステム運用を実現することができる。