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日本オラクル/サプライチェーン供給計画をシミュレートする新製品

2009年10月28日/IT・機器

日本オラクルは10月28日、サプライチェーンの供給計画を高速でシミュレートする新製品「Oracle Rapid Planning」を11月中旬の予定で発売すると発表した。

月次・週次ベースで供給計画(調達・生産・物流)の調整を続ける企業の、事業機会損失や過剰在庫などのリスク解決に貢献するもの。

Oracle Rapid Planningは、確定したサプライチェーン計画に対して、突発的な注文内容の変更や設計変更、品質問題による部品調達の変更など供給体制の変更に迅速に対応するため、オンメモリ処理による高速なサプライチェーン計画エンジンを実装。発生したイベントに関連するデータを修正して瞬時に再計画を行い、的確な意思決定を可能にする。

また、緊急の大口注文を受けた場合の増産とそれにともなう優先すべき注文の選択、 設備不良が発生した場合の減産または代用ラインでの生産継続の判断など、イベントに対応する複数シナリオを作成、評価して計画を修正するシナリオマネジメントも行う。

これでERPのマスターデータに基づく複数のシナリオを作成、保存し、最終的に選定したシナリオに基づきERPのマスターデータを更新。現行の販売計画へのインパクトを極小化した供給計画を迅速に修正し、供給計画の変更による結果を数分で検証する。

さらに、オラクルの他のサプライチェーン計画製品と連携できるよう、あらかじめ接続の設定を済ませた状態で提供され、既存のSCM実行系レガシーシステムや他社のERPパッケージとの連携も可能。

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