ヤマト運輸／ホームコンビニエンス事業の体制強化

ヤマト運輸(株)は７月１日より東北・北信越・中国・四国エリアの引越事業と各地域のグループ会社ヤマトホームサービスを統合し、社名を変更した。
また、北海道ヤマトホームコンビニエンス(株)を新設し、ヤマトグループのホームコンビニエンス事業の新体制を構築する。
　
新体制の目的は「新生進化３か年計画」の方針である「地域に潜在する様々な不便を解消するために、地域毎に独自の新サービスを開発する」を実現が狙い。
現在ヤマトグループの中で生活者向けサービスを提供しているヤマトホームサービス各社と、ヤマト運輸の引越事業を統合することで、消費者の家庭生活で生じるさまざまな不便・不満を解消し、便利さと豊かな暮らしを提供する。
　
東北・北信越・中国支社の引越事業を分割し、各エリアのヤマトホームサービス（いずれも当社１００％子会社）に継承すると同時に、それぞれの社名を東北ヤマトホームコンビニエンス(株)（以下YHC）・北信越YHC・中国YHCに変更する。
　
既に独立会社として引越事業を行っている四国ヤマト物流サービス（株）と四国ヤマトホームサービス（株）を合併し、四国ＹＨＣと社名を変更する。
　
北海道には、ホームサービス会社が存在しなかったため、事業を運営する会社として北海道ヤマトホームコンビニエンス(株)を設立。同社は、今期中に北海道支社の引越事業を引き継ぐ。
今後は各地方の引越事業がヤマトホームサービス各社に引き継がれる予定。