日本通運(株)は、2003年度の美術品輸送取り扱いを一層強化すべく、主要有名展、話題展での取り扱い獲得を推進する。
同社の美術品輸送は、1950年に文化財保護法の制定と同時に文化財保護委員会が設置され、同委員会からの印刷物輸送を取り扱ったのが起点となっており、既に半世紀を超える実績がある。
1964年には「ミロのビーナス展」、1965年には「ツタンカーメン展」、最近では1997年の「百済観音展」、1998年の「民衆を導く自由の女神」、2001年の「鑑真和上展」・「アール・ヌーヴォー展」・「国宝・醍醐寺展」など数多くの展覧会等を取り扱ってきている。
美術品業務の根幹は、「事故の撲滅」「技術・技能の向上、伝承」であると言っても過言ではなく、国宝、重要文化財など多くの文化財を取り扱う日通美術にとって、万一事故が発生した場合には、作品の損傷による社会的損失や、信頼の失墜などそのマイナス効果は計り知れないものがある。
このため、日通美術では美術品取扱技術講習を毎年各地にて実施して技術の向上と伝承充実を図り、2003年度も、各主催者が年頭に発表する展覧会企画の中から、支店毎に目標を設定し、獲得を目指した営業を積極的に展開し、東京、名古屋、京都を軸とした全国の美術品組織を有効に活用していく。
2003年度の取り扱い。
展覧会名
日本近代美術展 /レオン・スピリアールト展/ミレー3大名画展/菱田春草展/空海と高野山 NHK/ロマノフ王朝展/「わざの美」日本伝統工芸展 50年記念展/鎌倉 禅の源流展/モノづくり日本江戸大博覧会
これからの取り扱い予定
アレクサンドロス大王と東西文明の交流展/レンブラント展/ピカソ・クラッシク/南禅寺展
なお、2002年開催の美術展覧会入場者ベスト10のうち、当社の取り扱いは9展覧会となっている。
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日本通運/美術品輸送取り扱い強化
2003年07月06日/未分類
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