キユーピー／「2003年版環境報告書」発表、秋までに全国8工場でゼロエミッションを達成

キユーピー(株)は、2002年度（2001年12月～2002年11月）を対象とする「2003年版環境報告書」を作成した。
キユーピーグループは日本で最も多くの鶏卵を扱っており、グループ全体の年間割卵量は約20万トン（日本の鶏卵生産量の8％）で、その結果、毎年2万トンの卵殻が発生しています。今回はこの卵殻の100％再利用の達成も報告しています。
主な内容
１．キユーピーの8工場では、昨年5月五霞工場でのゼロエミッション達成に続き、2003年3月には鳥栖工場でも達成。 2003年5月には挙母工場も達成し、残り5工場が年内達成にむけて活動し、当初2005年を目標としていたが、2年前倒しで全工場達成を目指す。
２．容器包装のさらなる軽量化
(1) 2002年度は容器包装使用量を390トン削減。
段ボール222トン、プラスチック86トン、ガラス83トン
(2) ガラス瓶の軽量化
レギュラードレッシング瓶(200ml)の3回目の軽量化に挑戦。
(3) 段ボールの削減
マヨネーズ500gの外箱について、中仕切りの完全廃止に挑戦。