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富士通、リテック/小売業向けソリューション分野で販売提携

2003年07月13日/未分類

富士通(株)とリテック・インコーポレイテッド(以下:リテック)は、ファッション専門店や、家電量販店、大手スーパーなどの、主として大規模小売業向けに、店舗管理から、商品管理、販売管理、顧客管理、物流管理にいたるまでの業務管理や、取引先との連携、需要予測などの小売業業務をトータルに支援するソリューション分野での販売について提携することで基本合意した。
合意に基づいて、富士通の、店舗システムから基幹システムまで小売業の業務全般をカバーしたソリューションに、世界的に実績のあるリテックの大規模小売業向けソフトウェアパッケージ「Retek10(リテックテン)」を組み合わせて、7月10日より、富士通から、まずは日本国内の顧客向けに販売し、今後アジアを中心にした海外展開も検討していく。
富士通は、小売業向けに、店舗ソリューション「Global STORE(グローバル・ストア)、「B-STOREPOWER(ビーストアパワー)」、顧客管理システム「i-Retail/ASP(アイ・リテイル・エーエスピー)」、取引先連携システム「CollaboAgent(コラボ・エージェント)」など、幅広いソリューション群を提供しているが、大規模なマーチャンダイジングシステムについては、顧客の要求に合わせて、個別に開発していた。
リテックのマーチャンダイジング機能を核としたソフトウェアパッケージ「Retek10」は、欧米の多くの大手小売業で稼働実績をもつ、在庫管理、仕入れ、物流、販売、来期商品予測までの一連の流通の流れをフォローしたソリューション。
昨今、日本の小売業は、企業間競争の激化や景気低迷などを背景に、より消費者に密着した品揃え、一層のオペレーションの効率化、確実な情報に基づくリアルタイムな経営が求められている。
今回の提携により、こうした課題解決に向けた商品管理、取引先連携といった重点領域、およびその基盤としてのマーチャンダイジングの再整備にあたって、大規模なシステムを構築する顧客も、手づくりを前提としないベストプラクティスを早期に構築できる。

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