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山之内製薬/世界最高速クラスのUNIXサーバーを日本初導入

2003年07月16日/未分類

日本IBMは、山之内製薬(株)のERPシステムの拡充に際して、IBMの世界最高速クラスのUNIXサーバー「IBM pSeriesTM 690」(以下:p690)が日本で初めて導入されたと発表した。
p690の導入により、山之内製薬のERPシステムは約2 – 3倍のシステム処理能力向上を実現した。
山之内製薬では従来、生産管理、会計、人事等の業務システムをSAP社のERPパッケージを活用して構築していた。
このほど、同社は物流体制の刷新にともないSAPの物流モジュールを新たに導入することを決定し、現在ホスト・システムで稼働している物流系システムをSAPに移行することによりSAPシステムの全体負荷が増大することから、高性能UNIXサーバーp690を新たに導入した。
新システムでは、p690に搭載されている1.7GHzの高速チップ「POWER4+TM(パワー・フォー・プラス)」の高い性能により、システムの処理能力が約2 – 3倍向上した。
さらに、p690のLPAR(論理分割)機能を活用し、1台の筐体の中で同時に複数のシステムを稼働させることにより、本番環境と開発環境を共存させ、さらにシステム開発の進捗に合わせて変更可能な柔軟なシステム環境を実現している。
新システムの検討は2002年8月から始め、2004年1月に第1フェーズの稼働を開始、2005年1月には全面稼働を予定している。

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