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いすゞ自動車/中型トラックに「高機能温度管理車対応シャシ」設定

2003年07月20日/未分類

いすゞ自動車(株)は、中型トラック「フォワード」のショートキャブ車 『フォワードV』 に、冷凍・冷蔵機用コンプレッサ2基の装備を可能にした「高機能温度管理車対応シャシ」を設定し、自社ラインで生産することにより大幅なコストダウンを実現し、発売を開始した。
中型トラック市場における温度管理車の割合は約12%を占めており、物流市場の多様化に伴って、販売台数は年々増加傾向にある。
近年、高効率配送の観点から、一つの荷台で複数(冷凍と冷蔵、冷凍2室、超低温冷凍など)の温度管理を行う「多温度同時配送」へのニーズが高まっており、温度管理車に求められる機能も多様化、高度化している。
従来型の温度管理車対応シャシは、冷凍・冷蔵機用コンプレッサを取り付けるブラケット1つが標準装備で、増設する場合には大幅な改造が必要となり、その費用がユーザーの大きな負担となっていた。
今回設定した「高機能温度管理車対応シャシ」は、ユーザーのコストメリットを最大限に考慮し、冷凍・冷蔵機用コンプレッサを取り付けるブラケット2つを標準装備し、自社ラインで全てのブラケットを取り付けることで、改造の手間を省くと共に、ブラケット増設費用は従来の改造費用と比較して半分以下となる。
主な特長
(1) 中型トラック フォワードのショートキャブ車 『フォワードV』 に、冷凍・冷蔵機用コンプレッサを取り付けるブラケット2つを標準装備した、「高機能温度管理車対応シャシ」を設定。
(2) 冷却システムを2系統化することで、温度管理性能が大幅に向上
・冷却能力(最低温度、冷却スピード、再冷却性)の向上
・各室独自の温度管理システム
・1系統に障害が発生した場合のバックアップ対応を可能。
(3) 自社ラインで全てのブラケットを取り付けることで、コストの大幅な低減を実現。
目標販売台数は、フォワードV 高機能温度管理車対応シャシ 60台/年

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