近畿７生協／「生活協同組合連合会コープきんき事業連合」設立

近畿地方の２府・３県の７つの生協(コープしが・京都生協・ならコープ・大阪よどがわ市民生協・おおさかパルコープ・大阪いずみ市民生協・わかやま市民生協)は7月23日、「生活協同組合連合会コープきんき事業連合」の創立総会を開催した。
この総会で事業連合の設立に必要な全議案を満場一致で可決し、この秋の法人認可申請(近畿厚生局)に向け事業連合としての本格的な活動をスタートした。
近畿地方の7生協は、これまでそれぞれ生協の組合員の声にもとづいて事業を展開してきたが、今日の大きな経済環境の変化をみた時、単独での商品の仕入れ、商品開発、その力となる経済的規模には限界があった。
このため、7生協が互いに力を寄せ合い、事業を共同化することで、７生協の組合員１５３万人の暮らしに貢献する商品の低価格や品質向上、よりいっそうの安全の確保、事業の強化などを実現することを目的に、7生協が共同で出資・運営し、商品の仕入れや開発をすすめ、府県をこえて事業活動をおこなうことができる「生活協同組合連合会コープきんき事業連合」を設立することとなった。
７組合は、生活協同組合コープしが(本部：大津市、中出浩理事長)、京都生活協同組合(京都市、小林智子理事長)、市民生活協同組合ならコープ(奈良市、瀧川潔理事長)、大阪よどがわ市民生活協同組合(吹田市、大西一正理事長)、生活協同組合おおさかパルコープ(大阪市、山本邦雄理事長)、大阪いずみ市民生活協同組合(堺市、榎彰徳理事長)、わかやま市民生活協同組合(和歌山市、尾添仁理事長)。