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食品産業センター/加工食品でのトレーサビリティシステム実験

2006年01月22日/IT・機器

(財)食品産業センターは、加工食品規格書の標準化をベースとした、ポイント制による情報循環ユビキタストレーサビリティシステムの実現で実証試験を公開する。

・店舗実証試験
先行店舗
期間:平成18年1月23日(月)~2月19日(日)
場所:コープとうきょうひばりが丘店(西東京市谷戸町2-1-80)
さいたまコープポレール幸町(志木市幸町1-15-46)

後続店舗
期間:平成18年2月6日(月)~2月19日(日)
場所:コープとうきょう花畑店(足立区花畑4-17-15)
コープとうきょう上北台店(東大和市立野2-3-5)
コープとうきょう柴崎店(調布市柴崎2-2-1)
コープとうきょう若葉台店(稲城市若葉台3-10)
さいたまコープリリヴ北本(北本市本宿5-89-1)
さいたまコープリリヴ深谷(深谷市栄町3-23)
さいたまコープポレール春日部(春日部市谷原3-8-1)
さいたまコープポレール浦和東(さいたま市緑区中尾550-1)

・共同購入実証試験
コープとうきょう
期間:平成18年1月23日(月)~2月4日(土)
大阪いずみ市民生活協同組合
期間:平成18年1月23日(月)~2月18日(土)

公開実証試験
日時:平成18年2月8日(水)13:00~15:30
場所:コープとうきょうひばりが丘店(西東京市谷戸町2-1-80)
スケジュール
13:00ひばりが丘店集合
店舗前にて名札のお渡し
13:10会議室にて見学・スケジュール説明
13:201班店舗見学(2班は会議室で待機)
13:402班店舗見学
会議室に移動
14:10挨拶農水省・食品産業センター
14:30実験全体概要説明(プロジェクター)
15:30終了

システムの開発・実証試験内容
(1)統一規格書を策定し、原材料生産者、食品メーカー、流通、小売の各段階でこれを利用することによって規格書作成業務の合理化を進める。
・本事業参加者の協議によって統一規格書を策定する。
・共通プラットフォーム(eBASE等)上の規格書管理情報を用い統一規格書を作成する。
・統一規格書により、各種情報の登録・閲覧・検索処理が容易となり作業負荷が低減する。
(2)食品をICタグを用いてロット管理することによって流通段階の記録を正確に残しトレーサビリティ情報の精度を向上させる。
・食品メーカーで、ICタグをロット単位の段ボールに貼付し出荷履歴を管理する。
・物流や小売でICタグを読み取り入出庫履歴を正確に記録する。
・小売店で棚に陳列する際にICタグを読み取り、上棚商品のロットを記録する。
(3)ポイントを提供することによって消費者にインセンティブを与え、消費者参加型の食品トレーサビリティを実現する。
・消費者は店頭の端末や携帯電話を介しアンケートに回答し、ポイントを得る。
・共同購入の場合、カタログ等のQRコードを読み、アンケートに回答し、ポイントを得る。
・店舗や販売者はわずかなポイント費用で多くの消費者情報が円滑に得られ、その情報を商品開発や販売促進に利用することができる。
(4)QRコードと携帯電話等のユビキタスシステムの活用によりアレルギー等の食品情報を開示する。
・消費者は、QRコードを携帯電話や店頭の端末で読み取り詳細なアレルギー情報等を直接入手できる。
・QRコードに商品情報ページのURLも載せ、携帯電話や店頭の端末でアクセスし、栄養成分や履歴情報等の商品情報を入手できる。

参加・協力会社:日本生活協同組合連合会、生活協同組合連合会コープネット事業連合、
生活協同組合連合会コープきんき事業連合
凸版印刷(株)、(株)トッパン・エヌエスダブリュ、eBASE(株)
オブザーバー:(株)ジェーシービー、日本マクドナルド(株)

■問い合わせ
財団法人食品産業センター
情報・技術協力部
櫻木・大西
TEL03-3224-2390
sakuragi@shokusan.or.jp

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