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松下電器産業/財務会計システムの中国展開に着手

2003年08月31日/未分類

日本オラクル(株)は、松下電器産業(株)が、ビジネスアプリケーション製品「Oracle E-Business Suite」の「Oracle Financials」を採用し、財務会計システムの中国展開に着手したことを発表した。
同社では、日本国内において、すでに「Oracle E-Business Suite」による財務会計システムを、285もの事業場が利用している。
このたび、同社が近年積極的に海外投資を進めている中国市場の事業統括と情報管理を目的に同様の財務会計システムを展開することを決定した。
本システムの導入は、上海に存在する2拠点を皮切りに、中国全土に広がる44社全拠点に対し、2004年度末までに全て完了させる予定。
中国における会計システムは、同社が既に構築している上海のシェアード・サービス・センターにて一括統合運用され、コストを最小限に押さえた維持管理をすることができ、中国でのシステム展開により、今後最も売上の伸びが期待できる中国での財務情報をタイムリーに取得する事が可能になり、決算情報の早期開示を実現、スピーディな経営体制の強化を図る。
本システムの導入については、松下電器産業の中国国内及びアジア地区の工場に対する「Oracle E-Business Suite」のSCMを導入支援しているM&Cビジネスシステムズ(株)が、これまでの豊富な経験を基に支援し、本財務会計システムとSCMとを連携させることなども検討しており、同社の中国市場でのビジネスを支えるシステム基盤として積極的に展開していく。
 
本SCMは、松下電器産業とM&Cビジネスシステムズが提供する「Oracle E-Business Suite」の低コスト、短期導入ツールである「Core Template Pack」を利用してプロジェクトが進められている。
「Oracle NeO」に登録された当テンプレートの機能を最大限に活用することにより、既に6社への早期で低コストによる導入実績があり、松下電器産業は、このたびの導入実績をもとに、M&Cビジネスシステムズと協同でテンプレート化された「SCM」システムとして外販していく予定。

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