豊田通商／メキシコに部品組立・物流サービスセンター設立

豊田通商（株）は、メキシコ　バハ・カリフォルニア州にて、自動車部品の組立と物流事業等を行うサービスセンター、「Cactus Automotive Service de Mexico」（以下：CAMEX)を設立した。
同社の設立は、同地でトヨタ車の生産を行う「Toyota Motor Manufacturing de Baja California」の生産開始に対応するもので、「部品の組立・物流事業」の一端を担う。
同社は、物流の効率化や生産工場ライン簡素化のユーザーニーズに着目し、これらの業務を一括して受注し対応できるサービスセンター「CAMEX」を立上げたもの。
部品組立、順建て、物流等の製造支援事業までを、総合的に行うサービスセンターという形態は、同社としても画期的なもので、今後、自動車メーカーの海外生産工場に対する機能の一つとして、他地域でも展開していく。
本年中の建屋完成、来年7月の物流事業開始、同12月の部品組立生産開始を予定し、初年度売上2百万ドル、5年後には11百万ドルを見込んでいる。
■Cactus Automotive Service de Mexicoの概要
設立：2003年7月15日
所在地：メキシコ合衆国　バハ・カリフォルニア州　ティファナ市郊外
資本金：US＄450千(予定)　
出資比率：Toyota Tsusho America Inc. 100%
事業内容：部品組立、順建て等製造支援サービス事業、物流事業