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SAPジャパン/流通・サービス業界中堅企業向け導入プログラムを提供開始

2003年08月03日/未分類

SAPジャパン(株)は、流通・サービス業に特化した中堅企業向け導入プログラムの提供を開始する。
同プログラムにより、システム総予算が2億円以内を想定している流通・サービス業の中堅企業が、SAPのシステムを短期間・低コストで導入することが可能となる。
同社は2003年2月に、中堅企業向けの導入プログラムである「mySAP All-in-One(マイエスエイピー・オールインワン)」を核として中堅市場において本格展開していくことを発表しているが、同プログラムによって、流通・サービス業の中堅企業におけるSAPアプリケーションの導入拡大に弾みがつくものと期待している。
今回発表する流通・サービス業界中堅企業向けプログラムは、(1)基本パック、(2)オプションパック、(3)導入準備セッションの3つの構成部分から成り立っている。
(1)基本パック
SAP R/3ソフトウェアのライセンス、ハードウェア、「導入テンプレート」を含む導入コンサルティングといった、システム稼動に最低限必要な内容がパッケージングされている。さらにこの基本パックには3種類の導入方法論を用意しており、導入検討企業が無駄な工数やコストをかけることなく適切に導入を実現することが可能となる。
具体的には、①2003年2月に発表した「mySAP All-in-One」などのテンプレートを活用した方式、②導入部署担当者に直接導入トレーニングを行い、担当者自らが導入を行うユーザダイレクト方式、③これまでの導入経験を基にして可能となった、短期間導入コンサルティング方式の3種類の方式。
(2)オプションパック
システムの提案初期段階において見落としがちな追加工数を事前提案することで、全体の工数をさげるものや将来の運用や機能拡張を見越して事前提示を行っておいた方がよいものを、①ソリューション系、②展開系、③ソフトウェア系、④保守運用系といった4種類のカテゴリに分類して提供している。
これにより、導入検討企業が基幹システムの検討だけでなく、将来にわたってどのようなシステム展開が可能か、また稼動後の運用がどのようになるか等、コスト面を含めて具体的に検討することが可能となる。
(3)導入準備セッション
①ワークショップ、②トップ情報交換会などで構成されています。SAP導入を検討している企業が、短期間・低コストでSAP導入を実現し、その後利用方法を拡大したり、活用度合いを深めることで、システム投資価値をあげている顧客の導入事例から、導入ポイント・苦労談などを学び、直接ユーザ同士が意見交換できる場としてSAPジャパンが提供する。
「導入準備セッション」の第1弾としてSAPジャパンは、2003年8月1日に「SAP導入講座 SAP導入先人企業に学ぶ」と題したワークショップを六本木ヒルズにて開催。

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