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味の素/全社SCMシステム一新

2003年08月07日/未分類

マニュジスティックス・ジャパン(株)は、味の素(株)からサプライチェーン・マネジメント・システムを受注したことを発表した。
味の素では、今回のシステム構築を機に、生販需給管理体制の一元化を行い、在庫水準を低減させ、新鮮度を向上させることを目標としており、キャッシュフロー改善等の経営的効果も期待している。
味の素では、これまでも自社開発のSCMシステムにより在庫削減などに取り組んできたが、カンパニー制の導入による責任管理体制や業務領域、ロジスティックスの見直しに伴い、新たなシステム構築の必要性が高まっていた。
今回のシステムでは、調味料、レトルト、スープなどの家庭用商品、外食用商品、加工用商品まで含めた約1 800品目を対象としている。
導入されるのは、マニュジスティックスのNetWORKS DemandとNetWORKS Fulfillmentで、採用にあたっては、MVA(マニュジスティックス・バリュー・アセスメント)と呼ばれるSCM導入機会評価サービスにより、過去の販売実績を用いた予測精度の検証や、業務用原料商品に対するフィットギャップ分析を行い、その適応性を事前評価した。
味の素はこれを機に、単なるシステム導入に留まらず、生販在の一元管理、管理サイクルの短縮化など、業務改革を推進し、外部環境の急速な変化に柔軟に対応するための企業間のシステム連携基盤を構築することも目指す。
マニュジスティックス・ジャパン 社長のフレンツェルは「味の素が、さらなる在庫削減、鮮度管理による顧客満足度向上などを達成するため、食品業界で最も導入実績の多い弊社ソリューションを選択してくださったことを光栄に思う。業界における豊富な導入経験や専門知識により、同社の課題解決や目標達成に、パートナーとして共に取り組んでいく。」と述べている。
今回の味の素の採用により、マニュジスティックスの国内ユーザは、53社となった。

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