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サンケン電気/石川県に第2の物流拠点開設

2003年08月21日/未分類

サンケン電気(株)の物流専門子会社であるサンケン ロジスティクス(株)は、第2の物流拠点として、同じくグループ会社である半導体製造の石川サンケン(株)の本社・堀松工場敷地内に物流センター「サンケンロジスティクス石川事業所」を開設する。
サンケンロジスティクスは1999年4月に、サンケン電気の100%出資子会社として埼玉県新座市に設立。主としてサンケン電気の半導体および電源機器製品の物流、入出荷業務、倉庫業務を行っている。
かねてより物流日数の短縮化や物流事業の拡大に向けた新たな物流拠点の設置を検討していたところ、石川県ならびに志賀町からの強い企業誘致要請もあり、さらにことち7月に能登空港が開港し、物流事業の環境が一層整備されたことなどを踏まえ、進出を決定したもの。
石川事業所の開設投資額は約2億円。規模は延べ床面積1 350m2(約410坪)、鉄骨平屋建1棟で、工期は2003年9月末~2004年1月末、完成後約2ヶ月の操業準備を経て4月から現地採用の10名の従業員により本格稼動に入る予定。
稼動後の当面は石川サンケンの半導体製品の物流業務を中心に展開していくが、近い将来には地域に根差してサンケン電気製品以外の物流業務(入出荷、倉庫、搬送業務)にも着手し、一般の貨物運送や旅客運送なども含めた事業の拡大を図っていく。
石川サンケンにおけるこれまでの物流は、サンケン ロジスティクスと業務委託先とが同社の県内5工場(堀松、志賀、内浦、町野、門前)で製造された製品(ダイオード、ハイブリッドICなど)を集荷後、サンケン ロジスティクス本社(埼玉県)へ搬入し、ここでの仕分けを経て客先に納入する、流れとなっていた。
石川事業所開設後は同所で集荷、仕分けした後直接客先に納入できるようになり、納期の短縮(半日~1日)に加え、集荷、出荷業務の一括集中管理による物流コストの削減(年間約8千万円)にも寄与する。
■サンケン ロジスティクス石川事業所の概要〕
名称:サンケン ロジスティクス(株) 石川事業所
所在地:石川県羽咋郡志賀町字梨谷小山ハの5番地
(石川サンケン本社・堀松工場敷地内)
建屋:延べ床面積1350m2(約410坪)、鉄筋平屋建1棟
設計・施工:鹿島建設(株)北陸支店
工期:2003年9月末~2004年1月末
稼動開始:2004年4月(予定)
従業員数:10名(2004年4月スタート時)
開設投資額:約2億円

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