日産ディーゼル工業は2009年1月1日付で一部組織のボルボグループへの統合を行う。
同社は、ボルボグループのトラック4ブランドの一つとしての位置付けを明確にするとともに、更なるシナジー効果を実現するため、昨年に引き続き、ボルボグループの新たなマトリックス組織に加わる。
具体的には、アフターマーケットの機能を集約した「ボルボ・パーツ」、輸入部品や製品物流機能を集約した「ボルボ・ロジスティクス」、自動車用品以外の調達機能を集約した「ボルボグループ・NAP」に、同様の機能を持つ組織を統合する。
今回の統合により、昨年に統合した代表的なビジネスユニット（BU）「ボルボ・パワートレイン」、「ボルボ・3P」、「ボルボ・IT」と併せ、ボルボグループとのシナジーを追求する組織統合を完了する。
アフターマーケットの機能を集約した「ボルボ・パーツ」に、「バリューアップ推進部」、「海外営業部」、「生産・技術企画部」、「お客様サービス部」のアフターマーケット業務の一部、ボルボ3P－上尾、ボルボPT－ジャパンの部品調達機能の一部、DRDと日産ディーゼルロジコム、日本ボルボのアフターマーケット業務の一部を、「ボルボ・パーツ・ジャパン」として統合する。
さらに、輸入部品や製品物流機能を集約した「ボルボ・ロジスティクス」に、キャピタル・トレーディングの社名を変更し、「ボルボ・ロジスティクス・コーポレーション・ジャパン」を設立し、「ボルボ・ロジスティクス・コーポレーション・ジャパン」には、日産ディーゼルロジコムの梱包技術業務の一部を移管する。
