LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

DHL/EMCジャパンの製品物流を受託

2008年06月18日/物流施設

DHLは6月17日、日本でサプライチェーンサービスを提供するDHLサプライチェーンがEMCジャパンの製品物流業務を受注したと発表した。EMCは5月28日付で発表している。
今回提供するソリューションにより、DHLサプライチェーンは、EMCジャパンのサプライチェーンの効率化を図り、同社製品の納期短縮と適切な在庫管理によるサービスの向上を支援する。
今回DHLサプライチェーンが受注した物流業務は、EMCジャパンが6月1日にDHL成田物流センター内に開設した「サプライ・チェーン・ロジスティクス・センター」での在庫管理や製品の組み立て。
EMCのアジア太平洋地区全体の在庫保管の拠点から成田までの輸送については、DHLの航空・海上貨物輸送サービス部門であるDHLグローバルフォワーディングが行う。サプライ・チェーン・ロジスティクス・センターは、パートナーが東京近郊に集中しているEMCジャパンにとって戦略的に有利な場所に位置しており、今後出荷の伸びに伴いさらに拡張する見込み。
EMCジャパンにとって、受注と在庫のサプライ・チェーン・ロジスティクス・センターでの一元化は、柔軟で迅速な顧客対応と、サプライチェーンの効率化、パートナー向けサービスの強化を図るもの。EMCジャパンのパートナーや顧客向け製品は、これまでアイルランドから出荷されていた。
サプライ・チェーン・ロジスティクス・センターの開設により製品のオーダーから納品までの時間が、最短で翌日出荷できるようになり、納入までの期間も約1週間と大幅な時間短縮となる。また、サプライ・チェーン・ロジスティクス・センターに基本構成製品が在庫管理されるため、顧客の要望にそった製品構成での製品の組み立てと納品が可能になり、パッケージなどに関する要望にもきめ細かに対応できる。EMCジャパンのパートナー企業にとっても、余分な在庫を抱える必要がなくなるなど現実的なメリットがもたらされる、としている。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース