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東京ガス/「温水式業務用生ごみ処理機」開発

2003年08月25日/未分類

東京ガス(株)は東邦ガス(株)、(株)エヌ・ティ・ティ エムイーと共同で、温水熱源のバイオ式業務用生ごみ処理機(最大処理能力30kg/日)を開発した。
処理機は、従来からの電気ヒーターではなく、マイクロコージェネレーションの排熱を利用した温水で処理槽を加熱することが可能で、従来の電気式に比べ、低ランニングコスト・省エネルギー化が図れる。
今後食品リサイクル法により食品廃棄物等の残さ処理が求められている外食チェーンやコンビニエンスストア等の小規模店舗で活用が期待できる。
この温水式のBio-Runner(生ごみ処理機)を8月25日(月)から東邦ガスおよびエヌ・ティ・ティ エムイーの総販売代理店が販売する。
本機の特長
(1)処理槽の加熱に電気ヒーターを使わず、マイクロコージェネレーションの排熱を利用した温水を使うので、ランニングコストは電気ヒーターを熱源とした場合に比べ、低減することができる。
(2)オガクズ、チップやセラミックスを使わず微生物だけで処理するため、本処理機の生成品は、飼料・肥料や土壌改良材へのリサイクルを実施する。
(3)1日で生ごみを発酵・分解・減容量し、1週間でほどよく熟成された生成品ができるので、処理槽がコンパクトであり、省スペース化が図れる。
(4)微生物脱臭機能付(発酵槽で同時に脱臭を実現。臭気指数20)
(5)好気性高温菌を使用しているため、処理槽内が60℃以上になるので、サルモネラ菌、大腸菌、O-157など人体に有害な菌は死滅し、衛生的。
処理能力:1日当たり30kgの生ゴミを処理可能(ただし、別途乾燥行程が必要)
1週間で最大150kgの生ゴミを約23kgまで減量(減質量率約85%)、
処理方式:バイオ式
外形寸法:幅870mm×奥行き843mm×高さ987mm
投入口高さ:771mm
質量:200kg
要求温水温度:80℃以上
要求熱量:12kW以上
消費電力:0.12kW(AC100V)
価格:1,579,000円(消費税、温水供給設備、設置工事費除く)
年間販売目標:東邦ガスおよびエヌ・ティ・ティ エムイーの総販売代理店において全国で100台
主な販売先:外食チェーン店、コンビニエンスストア、レストランなど

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