川崎汽船／コンテナ船船隊整備

川崎汽船（株）は、東西基幹航路での更なるサービス品質の向上および競争力の強化を図るため、8000TEU型コンテナ船4隻および5500TEU型5隻を新たに建造する。
基幹航路での荷動きの増加、業容の拡大に伴い、4月および5月に短期傭船の代替を目的として4000TEU型8隻の船隊整備を決定したが、今回の船隊整備は短期傭船、既存船隊の代替を促進し、顧客に対し高品質のサービスを提供する。
建造造船所は8000TEU型は(株)IHIマリン・ユナイテッド、5500TEU型は現代重工(株)で2006年央から2007年初頭にかけて竣工する予定。
8000TEU型は国内造船所で建造されるコンテナ船としては過去最大となる。
仕様については今後更に検討して詳細を固めていくことになるが、地球環境へも十分配慮したものとする予定。
尚、投入航路はアライアンスのパートナーである陽明海運(台湾)との共同配船による欧州航路を予定している。
5500TEU型については同造船所で2001-2002年に竣工した7隻の同型船の運航実績から、その信頼性を評価したうえで追加発注した。